こんにちは、グリーンスムージーオフィシャルインストラクター&野菜ソムリエプロの本間純子です。今日はベジイベントでお世話になっている上村シェフのお店「アンリロ」と「ル・ペリカンルージュ」、そして「オードヴィ」の名前の由来についてご紹介します。
現在栃木県鹿沼市で2店舗経営されています。
ひとつはマクロビをベースとしたベジフレンチのお店「AN−RIZ−L’EAU(アンリロ)」
季節の新鮮な野菜を使った料理の数々。シェフの手にかかればどんな野菜も独創的でより一層美味しく、見た目にも美しく華やかに生まれ変わります。アンリロ名物人参フライはぜひ食べていただきたいメニューのひとつです。
アンリロの店名の由来は“un riz”が米、“l’eau”が水を表すフランス語で、日本語に訳すと「一粒の米と一滴の水」。
正しい表記は“UN-RIZ”ですが、ある意図があり“AN-RIZ”という、本来の単語とは違うスペルにしたそうです。
日光東照宮にある陽明門の柱の中に1本だけ、彫刻の模様が反対になっている「逆さ柱」というものがあり、完成すると同時に崩壊するという伝承から、不完全な状態にしているそうで、シェフはこれに倣ってスペルを1つ変えているそうです。
そしてアンリロの姉妹店 「 Le Perican Rouge(ル・ペリカンルージュ)」
こちらは鹿沼の美味しい食材でつくるフランス家庭料理のビストロです。
ル・ペリカンルージュの名前の由来は、アンリロで使っていたコーヒーの粉が入っていた缶にこの名前が記されていて、そこから取ったそうです。直訳すると「赤いペリカン」。もちろんそんなペリカンは実在しないのですが、酔っ払って顔を赤くしているペリカンの姿がパッと頭に浮かんだそうです。ルペリカンルージュは、ビストロでワインも出すお店なので、渡り鳥のペリカンがお酒を呑みながらお店をはしごするというイメージで、この店名になったということです。アンリロ同様2号店の「Le Perican Rouge」も“Pelican”の“l”を“r”して、あえて間違った綴りにしているそうです。
そして、2018年9月13日11時〜リニューアルオープン。
「 Eau-De-Vie(オードヴィ)」
以下、アンリロFBより引用
AN-RIZ-L’EAU/アンリロは一粒ノ米一滴ノ水を表すフランス語の造語でマクロビオティックを表現する玄米/種をイメージしております。
玄米/種ひとつぶに一滴の水が落ちると発芽しそして数千の実がなる繁栄の証。
お店を出し15年目になり、日々料理や食材と触れ食べることは生きることだと感じさせられ、日々の健康は食材のエネルギーをいただき過ごせるもの。そして新たに一文を加えました。DE VIE / いのち
フレンチ×薬膳
EAU DE VIE / オードヴィ
益々、上村シェフの活躍から目が離せませんね。
ちなみにオードヴィのスペルが1文字間違っているかどうかは、みなさん自身でシェフに確認してみてくださいね!