こんにちは、グリーンスムジーオフィシャルインストラクター&野菜ソムリエプロの本間純子です。

今日は私が野菜ソムリエを目指したきっかけについてお話させていただきたいと思います。

 

当時、私は某広告代理店の派遣社員として働いていました。

その頃は3年ルールというものがあり、派遣社員は3年以上同じ会社の同じ部署では働けないというもので、3年の更新時期が近づくと各フロアで派遣の女の子達数名が契約終了となる人員削減が行われました。元々、契約更新も1ヶ月ないしは3ヶ月というものを常に交わしている身なのでそこで会社にすがるのもおかしな話なのですが、急に契約を打ち切られるかもしれないという不安で派遣女子達はソワソワと不安になるのでした。

30代でフロアのお局化していた私はいつ契約が終了しても仕方がないとどこかで覚悟していました。ただ、これといったキャリアもないのに再就職できるのだろうかと考えるようになっていました。

 

何か資格を取って活動できたら。。。

 

資格を探しては資料請求をくり返す日々が続きました。

 

そんなある日、ある一冊の本に出会いました。

それは、、、、

 

「ギャル曽根流 大食いHAPPYダイエット」 マガジンハウス発行 という本でした。

 

元々野菜嫌いで完全な肉食派だったギャル曽根さんがご主人の健康のために野菜ソムリエの資格を取って、野菜の勉強をし

メタボだったご主人をマイナス15キロの減量に導いたというダイエットレシピを集めた一冊でした。

 

何気なく立ち寄った本屋の料理本コーナーでこの本を見つけて即購入。

この本を読んだ時に、これこそ、私がやりたかったことだと思いました。

同じ資格の勉強をするなら、家族や身近な人の健康をサポートできる資格がいい。それこそ私が探していた資格。

自分自身も野菜や果物をもっと食べた方がいいと頭でわかっていても、日々の生活で意識して摂ることが難しく、

食べたとしてもどの野菜をどれくらい食べればいいのか、何と何を組み合わせると効果的なのかなど知識を増やしたいと思いました。

 

例えば、旦那さんに口内炎ができていたら、どんな栄養が足りていないのか、体はどんな状態でその栄養を補うにはどんな料理を作ればいいのかとかとか、自分の肌荒れがひどい時にどういった食品を意識して摂れば早く治るのかなど。

さらに、スーパーに買い物にいっても、いい野菜の見分け方がわかるようになればいいなと思いました。

 

 

元々は派遣の契約終了を見越して探した「資格選び」でしたが、いつのまにか学ぶことが楽しみになっていました。

いざ受講してみると、「野菜ソムリエ」の授業で学ぶことはどれも新鮮で楽しく。

野菜の栄養はもちろん、人とのコミュニケーションの授業だったり、流通、農業の法律、調理方法などその内容は多岐に渡りました。

何より日々の生活に活かせることはもちろん、実家の両親や周りの友人にも野菜のあれこれを聞かれることが多くなりと微力ながらお役に立ててると感じられることが増えて幸せでした。学んだことももちろんですが、野菜ソムリエの資格を取ってよかったことがもうひとつあります。

それは人とのつながりでした。

野菜ソムリエ協会は資格を取った後も学びの場があったり、お仕事案件のご案内があったりと、資格を取る前だけでなく、取った後もフォローしてくださる大変ありがたい親切な協会です。

そんな中で、新しい野菜の情報や全国各地の生産者さんや料理教室を開催されている方や、カッティングの先生をされている方など個性豊かな野菜を愛する方々とつながることが出来ました。このつながりこそ、野菜ソムリエの資格を取ったことによる一番の財産だと思っています。

 

そうして、野菜の知識や人脈が広がる一方、会社勤めに取って代わる野菜関係の仕事って何だろう?と考えるようになりました。

この資格を活かせる仕事。

2018年現在、全国に約6万人いる野菜ソムリエ。

私はその中で、どういうジャンルで活動したいんだろう。。。

新たな悩みが出てきました。

そんな風に考えている時に出会ったのがスムージーでした。

 

グリーンスムージーオフィシャルインストラクターを目指したきっかけはまた別の機会に・・・。